文字サイズ変更
プラットホームTradestation
利用法(2)インジケータを表示

■ 移動平均線のサンプル

・2本の単純移動平均線を準備
・短期はFastAvgと表現し、終値ベースで13日の平均値と規定
・そのFastAvgをチャート上青色で表現するため、Plot1でBlueと規定
・長期はSlowAvgと表現し、終値ベースで45日の平均値と規定
・そのSlowAvgをチャート上赤色で表現するため、Plot2でRedと規定

■ プログラムコード

・変数の設定:variables: FastAvg(0), SlowAvg(0);

・13日移動平均線:FastAvg = Average(Close,13);

45日移動平均線:SlowAvg = Average(Close,45);

13日移動平均線を青色表示に指示:Plot1(FastAvg,”FastAvg”,blue);

45日移動平均線を赤色表示に指示:Plot2(SlowAvg,”SlowAvg”,red);

■ 移動平均線のチャート表示

日経225先物のチャートに、短期13日(青)と長期45日(赤)の移動平均線が表示されました。

トレードステーション TradeStation2000i 自動売買 システム売買 システムトレード

また、終値ベースでなくても平均値を直ぐに出すことも可能です。上記のClose(終値)をOpen(始値)等に変更するだけで、日数も上記では13日と45日にしておりますが、数値を変更するだけで自動的に計算され、チャートに表現することができ、自分の知りたいことを視覚で素早く確認することが可能です。線の色、線の種類等も自由に変更できます。13日分や45日分の終値データを足して平均する作業も不要です。次の日になっての再計算も不要です。

移動平均線に限らず、ご自身の好きな指標をチャートに重ね合わせることも可能です。
具体的には、W.ワルダーのADX、アベレージトゥルーレンジ(真の値幅の平均)、ボリンジャーバンドなどなど挙げればきりがありませんが、多くの指標は既にトレードステーションに用意されております。下図はトレードステーションに用意されている指標の一部です(ABC順になっています)。

トレードステーション TradeStation2000i 自動売買 システム売買 システムトレード

自分なりの指標や考えも直ぐにチャートに表現し、トレードに役立てることが出来ます。
トレードステーションは自動売買に利用するだけでなく、様々なことを表現することが出来るソフトです。一人でトレードをする以上、多くのものを同時に計算することや多くの指標を見て判断することはなかなか難しく、素早い相場では判断にタイムラグが出てしまう・・・・・。そこで、強力な相棒がトレードステーションと言えるでしょう。難しい変数の計算はすばやくリアルタイムに行える相棒に任せ、戦術と戦略を考える時間を少しでも多く確保し、そのアイディアをトレードステーションで表現するという投資スタイルは如何でしょうか。